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【会津若松市】住宅塗装は何故必要なのか 内海
2025.06.07
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会津若松市・喜多方市のみなさん、こんにちは!
外壁塗装・屋根リフォーム専門店のプロタイムズ会津若松店です!
今回は「住宅塗装は何故必要なのか」について書いていきます。
1. 防水性能の低下による雨漏りや腐食のリスク
外壁や屋根の塗装は、建物の表面を覆い、雨や風、紫外線などから守る「バリア」の役割を果たしています。塗膜が劣化すると、このバリア機能が失われ、雨水が外壁や屋根材の隙間から内部へと浸入しやすくなります。その結果、以下のような被害が生じる恐れがあります。
- 雨漏り:室内への水の侵入により、天井や壁紙にシミができるだけでなく、木材の腐食やカビの発生にもつながります。
- 木部の腐食:木造住宅の場合、水分を含んだ木材が腐敗し、柱や梁といった重要な構造部にダメージを与えます。
- 鉄部のサビ:鉄骨構造や金属の雨樋などが錆び、最悪の場合は破損する可能性があります。


2. 外観の劣化と資産価値の低下
塗装が劣化すると、色あせやひび割れ、チョーキング(白い粉が手につく現象)などが見られるようになります。見た目の美しさが失われるとともに、住宅の印象も悪くなります。これにより、以下のような影響が出ることがあります。
- 資産価値の低下:売却や賃貸を考えた際に、建物の見た目が悪いと価値が下がり、買い手や借り手が見つかりにくくなることがあります。
- 近隣からの印象悪化:劣化が進んだ家は周囲から「手入れされていない家」と見られ、景観にも悪影響を及ぼす可能性があります。
3. 修繕コストの増加
塗装を怠った結果、外壁材や屋根材自体が傷んでしまうと、単なる塗り直しでは対応できなくなり、張り替えや補修といった大がかりな工事が必要になります。たとえば、以下のような追加コストが発生する可能性があります。
- 外壁の張り替え:サイディングボードの腐食や割れが進行している場合、全体を交換する必要があります。
- 屋根の葺き替え:瓦やスレートが劣化・破損していると、塗装ではなく全面葺き替えが求められ、数十万円から百万円以上かかることもあります。
定期的な塗装メンテナンスを行っていれば、10~20万円程度の費用で済むケースも、大規模修繕になると数倍のコストがかかってしまいます。
4. 健康被害のリスク
外壁や屋根からの雨水の浸入によって室内にカビが発生すると、住人の健康にも影響を及ぼします。特に注意が必要なのは以下のようなケースです。
- カビによるアレルギー:喘息やアトピーなどを悪化させる要因になります。
- ダニの繁殖:湿気が多い環境ではダニが繁殖しやすくなり、これもアレルギーの原因になります。
- 空気環境の悪化:見えない部分でカビが発生し、室内の空気が汚染されることで、知らず知らずのうちに健康を損なうこともあります。

5. 建物の寿命が縮まる
塗装を怠ることで起こる構造部の腐食や劣化は、住宅全体の寿命を縮める大きな要因になります。一般的に住宅の耐用年数は30~50年とされていますが、適切なメンテナンスを行っていなければ、それよりも早く寿命を迎えることもあります。
6. 結論:定期的な塗装は「費用」ではなく「投資」
塗装工事は「今すぐ必要ではないから」と先送りにされがちですが、実際には建物の価値と機能を守るために欠かせない重要なメンテナンスです。10年に1度の定期的な塗装は、住宅の寿命を延ばし、将来的な大規模修繕のリスクを減らすための「予防投資」と考えるべきでしょう。
最後に
住宅は人生で最も高価な買い物のひとつです。その大切な資産を長持ちさせるためには、外観の美しさだけでなく、目に見えない部分の劣化にも目を向けることが重要です。屋根・外壁塗装を怠ることのリスクを理解し、計画的なメンテナンスを心がけましょう。