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会津若松市・喜多方市のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根リフォーム専門店のプロタイムズ会津若松店です!

今回のブログを執筆させていただく内海です!

毎年夏になると、「エアコンをつけてもなかなか涼しくならない」「電気代がどんどん高くなる」といったお悩みをよく耳にします。特に近年は猛暑日が増えており、住まいの暑さ対策は大きな課題です。そこで注目されているのが、屋根・外壁の遮熱塗料です。今回は、その仕組みや効果、導入するメリットについてご紹介します。

遮熱塗料とは?

遮熱塗料とは、太陽光に含まれる赤外線を効率よく反射し、建物の表面温度の上昇を抑えることができる塗料です。通常の塗料に比べ、表面温度を約10〜15℃下げられるケースもあり、その結果、屋根や外壁から室内に伝わる熱が少なくなります。

一般的な塗料は紫外線による劣化を防ぐ役割が中心ですが、遮熱塗料は「暑さ対策」という明確な機能を持っているのが特徴です。

遮熱塗料の効果

1. 室内温度の上昇を抑制

屋根が熱を持つと、その熱は天井裏や壁を通じて室内に伝わります。遮熱塗料を使用することで屋根や外壁が受ける熱を減らし、室内の温度を2〜3℃下げる効果が期待できます。たった数度の違いでも、体感温度や快適さは大きく変わります。

2. エアコン代の節約

室温が下がることでエアコンの使用頻度や設定温度を抑えることができ、電気代の節約にもつながります。特に屋根が広い住宅や2階建ての建物では効果が出やすく、年間の電気代が1〜2割程度削減できるケースもあります。

3. 建物の寿命を延ばす

夏場に表面温度が70℃を超えることもある屋根材や外壁材。その熱膨張と収縮を繰り返すことで、ひび割れや劣化の原因になります。遮熱塗料で温度上昇を抑えることは、外装材そのものの耐久性を高めることにもつながります。

遮熱塗料を使うメリット

  • 快適な暮らし:冷房の効きが良くなり、夏でも過ごしやすい室内環境に。
  • 省エネ効果:電気代の削減はもちろん、CO₂排出削減にも貢献でき、環境にやさしい。
  • 美観と保護:色あせしにくく、外観を長持ちさせる効果も。
  • 資産価値の維持:定期的なメンテナンスと機能性塗料の使用で、建物の価値を保つことができる。

遮熱塗料の注意点

ただし、遮熱塗料にも注意点があります。

  • 効果は色によって変わる:白や明るい色は反射率が高く効果的ですが、濃い色ではやや効果が落ちます。
  • 費用:通常の塗料に比べて価格はやや高めですが、省エネ効果や耐久性を考えると長期的にはお得になるケースが多いです。

まとめ

猛暑が当たり前になりつつある今、住まいにおける暑さ対策は欠かせません。屋根・外壁塗装に遮熱塗料を採用することで、室内を涼しく保ち、光熱費を抑え、建物も長持ちさせることができます。

「今年こそ夏の暑さ対策をしたい」とお考えの方は、塗り替えのタイミングで遮熱塗料を検討してみてはいかがでしょうか。快適でエコな住まいづくりに、大きな一歩となるはずです。

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