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【郡山店】様々な劣化症状について 神尾|外壁塗装・屋根塗装・塗替え専門店|プロタイムズ郡山店
2023.07.29
スタッフブログ
郡山市、須賀川市、本宮市、三春町、田村市のみなさん、こんにちは!
外壁塗装・屋根塗装専門店のプロタイムズ郡山店です!
この記事を担当させていただく 神尾です!
前回は外壁素材の「多彩色工法」についての記事でした。
今回はいろいろな外壁の「劣化症状」について
解説していきたいと思います!
こうなってしまいますと、表面の塗装の防水性が低下し
外壁の内部に雨水がどんどん浸み込んでしまいます。
こちらはチョーキングが起きている個所に霧吹きで
水をかけている様子です。
写真では少し分かりにくいですが
表面に吹きかけた水は外壁内部に浸み込んでいきました。
こうなりますと、外壁内部に浸み込んだ水分が
夏の暑さや冬の寒さで膨張収縮を繰り返し
外壁の反りやひび割れなどを引き起こしてしまいます。
こちらは窯業系サイディングボードの劣化症状です。
外壁に浸み込んだ水分は冬の寒さで凍結します。
そして凍結した水分が膨張したことで
外壁が内部からの圧力に耐えられずに欠けてしまいます。
これは「凍害」と呼ばれる現象です。
このように凍害が起こってしまいますと
最悪は外壁全体がダメになり
塗装の塗り替えでは対応できないケースも多々ございます。
ボード系の外壁材にはシーリング材と呼ばれるものが打設されています。
シーリング材は外壁と外壁の隙間を埋める
緩衝材や防水材の役割を果たす材料です。
こちらのシーリング材には可塑剤という弾力を持たせる成分が
含まれており、こちらは紫外線の影響で弾力が失われていきます。
弾力が無くなりますと、ボードとボードの動きに追従できずに
シーリング材が割れや、剥がれなどが起きてしまいます。
こちらは金属外壁が錆びている状態です。
金属外壁は耐久性に非常に優れておりますが
表面塗装が劣化し、防水性が低下していくと
素地である金属部分に雨水が直接当たってしまいますので
そこから錆が発生してしまいます。
最悪、穴が開いてしまうといった状態にもなりかねませんので
塗装による定期的なメンテナンスをお勧めします。
また、上の画像は板金を留めている釘が錆びてしまっています。
このようなところから「もらい錆」と呼ばれる
錆びたところからの錆汁などが他の正常な部分に付着してしまい
付着した部分が錆びてしまうことがあります。
ですので、現在錆びてしまっているところは
交換などのメンテナンスが必要になります。
外壁の劣化について
- 外壁材について
- なぜ劣化が起こってしまうのか?
- チョーキング現象


- 凍害

- シーリング材

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